ここ最近の話。

こんにちはnaomiです。

何日か前から、私が高校生だった頃に亡くなってしまった叔母さん（父のお姉さん）のことをふと思い出しています。叔母さんが夏に亡くなったからなのか、東京のお盆の入りが昨日だったからなのか・・・。（叔母さんは東京に住んでいました）

叔母さんのことを思い出すと、とにかく優しかったという思い出しか出てこないくらい、良い方でした。遠い場所に住んでいる訳ではないのに、なぜか小学生の頃、文通をしていました。叔母さんから「お手紙を交換しましょう。」と誘われたのを覚えています。一緒に暮らしていた私の祖母が叔母さんに私と文通をするように言ったのか、詳細は分かりませんが、不思議な関係でした。私がどのようなお手紙を書いたのかはもう、覚えてもいませんが（たぶん学校生活や友達の話）、頂いたお手紙の字の美しさや文章の美しさは覚えています。叔母さんは結婚する前は小学校の先生をしていたそうです。ほぼ手紙は捨ててしまって読み返す事ができないのが残念ですが、字がきれいに書ける「おまじない」のお手紙が一番印象的でした。小学生の頃は字がきれいに書けるようになりたいと思っていて、硬筆や書道の教室に通っていました。書家の方も周りにいたのでその影響もあったかと思います。

叔母さんとの文通は中学生くらいまでは続いたのではなかったかと思います。たぶん、私が手紙を送るのを辞めてしまったのかな・・・・。叔母さんとの文通で私の心が救われたこともあったであろうし、学校生活に馴染めない私をなんとなく察していたのかなとも思います。

中学生になり高校受験の時もたくさん助けていただきました。私は地元の高校に入学する気が全然なく、東京の学校へ行きたかったのです。逃げたいような、居場所を探しているような感覚です。必然的に私立の高校を選びました。その時も叔母さんは、私の学力に合う学校、叔母さんの家に近い学校を選んでくれました。周りには「制服が可愛いからこの学校にした」と、そう言いながらも叔母さんの家が近い学校を選んでいました。学校帰りに叔母さんの家に遊びにいったこともあります。

しかし、叔母さんは私が高校生の時に亡くなってしましました。病室での苦しがっていた最後が今でも忘れられないです。最後はお話することも出来ない状態でした。病室で「おばあちゃんをよろしくね。」と言って従妹を通じて渡された10000円札は今でも使えずに保管してあります。時代が変わり、すでに旧札ですね。本当に素敵な女性でした。

なんだか、叔母さんのことを急に思い出したここ数日でした。良い思い出ばかり蘇ってきます。お墓参りへ行こうかな・・・。